味とサイエンス
味とサイエンス

George Steuart Tea
【ジョージ・スチュワート・ティー】

個性豊かなセイロン紅茶
いろいろな味わいがあるから
お気に入りの紅茶が見つかります

インド、ケニアに次いで世界第3位の生産量を誇る
スリランカの紅茶。

セイロン紅茶の名で親しまれていますが、
実は茶葉を栽培する地域により味わいは異なり、
「ウバ」、「ディンブラ」などそれぞれに個別の名称があります。

産地による味わい、香りの違いを知ると、
お気に入りの紅茶が見つかったり、
気分やTPOに合わせてチョイスする楽しみも広がります。

奥深いセイロン紅茶の世界へ、
一歩、踏み込んでみてはいかがでしょうか?

KANDYキャンディ

キャンディーは古都キャンディーで育まれた美しい紅茶。スリランカ・セイロン島中央部キャンディ地方原産。キャンディを中心とした平原地で栽培されている、代表的なミディアムグロウンティーです。

水色が非常に美しく、特にアイスティーにすると見た目にも美しい紅茶です。他のセイロン茶に比べて特徴は薄いのですが、とても飲みやすく、サッパリとした紅茶です。

水色に澄んだ紅色。クセがないのでストレートやミルクティーのほか、アイスティーなどのバリエーションがおすすめ。香りは少し控えめ。スリランカでは最もポピュラーな紅茶です。

DIMBULAディンブラ

ディンブラは薔薇のように高貴な紅茶が特徴。スリランカ・セイロン島中央山脈西部地方原産。セイロン茶の代表格で、自動販売機などで売られている缶紅茶にも「ディンブラ紅茶葉使用」と書かれている商品があることで、聞いたことがある人も多いかと思われます。

ウヴァから中央山脈をへだててちょうど反対側の地域で収穫されるハイグロウンティーです。1月〜2月が最も良い収穫時期、クオリティシーズンとされています。

「セイロン紅茶の女王」と呼ばれるスリランカ紅茶の代表高級茶。バラの香りに似た優しい香りで、まろやかで程良い適度な苦味がとても心地よい紅茶です。
水色は明るいオレンジ色。日常の飲む紅茶としてオススメです。

NUWARAELIYAヌワラエリア

ヌワラエリアは霧に包まれた地で育まれた神秘的な紅茶。スリランカ・セイロン島中央山岳部ヌワラエリア原産。霧に包まれた山岳地帯で収穫される、神秘的なイメージのハイグロウンティーです。水色はオレンジ色。しっかりとした味で、どことなく甘い香りがします。クオリティシーズンは1〜3月で、その時期に収穫されたものが最も香りが良いとされています。

セイロン茶ベースのティーバッグに多く使われているので、皆さんも知らず知らず飲んでいるかも知れません。ブレンドにもよく使われます。ミルクティーにしても美味しく飲めますが、最初の一杯はストレートでどうぞ。強い個性はありませんが、全体のバランスがとれたデリケートなセイロン紅茶です。

UVAウバ

刺激的な大人の香りが特徴。スリランカ・セイロン島中央山脈南東地方原産(標高1300メートル)収穫、生成(生産)、梱包のすべての工程が標高1300メートルの山岳地帯で行われています。世界三大銘柄茶の一つに数えられています。

シーズンティー(7〜8月)はゴールデンチップを含んだ高級品です。芳醇で香り豊かで、クセのある刺激的な深い苦味が特徴で、最高級紅茶の代表格ともされています。茶葉により香りの性格が違い、花のような甘い香りのするものや、爽やかな鼻に抜けるような香りのするもの、刺激的な強い香りがするものなど、茶園や収穫期によって多様多種な香りがすることも大きな特徴のひとつです。

また、高級な茶葉には、紅茶液をカップに注いだときに水面の淵が金色にみえる「ゴールデンリング」ができます。このゴールデンリングを確認するためにも、是非とも内側が白く口が広がったティーカップでいただいてください。

特徴的な香りと味のため、好みが分かれるところですが、「自分好みのウバに出会うことは最高の幸せ」と紅茶好きの人々の間では絶賛されています。ウバを好む人はこだわりのある人が多いみたいです。水色は明るい美しい紅茶。ミルクとの相性も抜群ですが、1杯目は是非ストレートで香りと味を堪能してみてください。

RUHUNAルフナー

ルフナは中キャンディ近東で人気のスモーキーな紅茶。スリランカ・セイロン島南部地方原産。ルフナとは現地シンハリ語で「南」という意味で、セイロン島南部熱帯雨林に点在する茶園で栽培されています。

燻したようなスモーキーフレーバーと、濃厚な重い渋味が特徴。水色は深い紅色。茶葉は黒く、同じ低地産茶葉に比べてやや小振りで1〜1.5センチほどで、ブロークンタイプもあります。良質な茶葉にはシルバーティップが多く含まれていることがあるようです。

他の低地産ロウグロウンティーと同じく殆どが中東地域などへ輸出され、現地ではチャイ用として使われています。繊細さがかけるものの、濃厚で個性ある風味はミルクティーに最適。日本国内で入手するのは少々難しいのですが、ファンの多い紅茶です。